高騰・暴落を繰り返す仮想通貨『リップル(XRP)』を徹底解説!今後も伸びる?

リップル(XRP)が急騰 株・投資・その他

2017年末から2018年1月にかけて急騰し、一時的に盛り上がりを見せた仮想通貨。

億り人(おくりびと)』なんていう言葉も有名になりました。

しかしその後の仮想通貨バブル崩壊によってしばらくおとなしかった仮想通貨ですが、2020年11月にまた急上昇を見せている仮想通貨銘柄が出てきました。

「リップル(XRP)」です。

今回は急騰したリップル(XRP)について、なぜ急騰したのか?今後はどうなるのか?

細かく紐解いていきましょう。

リップルとは

リップルは、2004年に開発が開始され、2005年から運用が始まった歴史ある仮想通貨のことを言います。

現在でも、時価総額が上がり続けている注目の銘柄です。

リップルなどの仮想通貨は、金融庁に登録された、仮想通貨の交換業者から購入できます。

Coincheckでは、500円など少額で気軽に始めることができます。

現在、世界にはさまざまな仮想通貨があります。

その中でもリップルは、グローバルに利用されることを目標に掲げて開発されています。

リップルは、将来性があるとして、世界中の投資家から人気です。

発行枚数について

リップルの通貨単位はXRPであり、総発行枚数は1,000億XRPです。

円やドルなど、法定の通貨の場合、政府の政策などで発行枚数を増やすことも減らすこともできます。

しかし、リップルはすでに全ての枚数の発行が終わっており、今後追加されて増えることはありません。
※今後、法改正などによって変わる可能性はあります。

このように、総発行枚数が決められているものをデフレ通貨と言います。

デフレ通貨のメリットは、需要と供給のバランスが分かりやすいことにあります。

リップルの需要が増えれば価値が上がり、価格は高騰していきます。

しかし、価格が高騰し過ぎた場合、リップル社が自ら保有しているリップルを市場で売却し、適正な価格に戻そうとする可能性はあります。

決済システム

リップルという言葉は、仮想通貨のみを意味するのではありません。

リップル社が運営している決済システムも、リップルと呼ばれています。

正式名称は、リップル・トランザクション・プロトコルです。

この決済システムの中で使える通貨もリップルと言い、通貨単位はXRPです。

ややこしいため、通貨を指す時には、リップルコインということもありますよ。

リップルのメリット

リップルには、さまざまなメリットがあります。

以下で、ひとつずつ見ていきましょう。

低コストの国際送金

リップルは、国際送金は低コストです。

また、送金のスピードも速いメリットがあります。

リップルは、ブリッジ機能というものを備えています。

この機能があると、円、ドル、ユーロなどの法定通貨に限られず、ビットコインなどの仮想通貨などにも交換できます。

送金・両替までが速くなり、それに伴って手数料も大きく削減することが可能です。

外国のクレジットカード会社、銀行では、送金時に利用されています。

送金がシンプル

海外に日本の金融機関から送金を行う時は、高額な手数料がかかります。

海外の口座に送金するまでの間に、コルレス銀行という中継役の金融機関を経由するからです。

コルレス銀行のコルレスとは、コレスポンデントの略語で、通信員・特派員という意味です。

もし日本からアメリカに送金したい場合、円からドルに換算されます。

しかし、その間にブリッジ機能を果たしているコルレス銀行を経由します。

法定通貨の送金には、コルレス銀行を経由するごとに手数料がかかります。

そのため、海外への送金は高額になるのです。

また、コルレス銀行が休業中の場合、手続きが滞ってしまいます。

この間に送金を行うと、送金できるまで時間がかかります。

このように、コルレス銀行経由の送金はさまざまなデメリットがあります。

世界中の金融機関でリップルのシステムを利用すると、どうなるでしょうか。

リップルがブリッジ役となり、海外に送金ができるようになります。

リップルを使えば、経由する銀行を省き、それぞれの国の金融機関同士で処理が行えるようになります。

円からリップル、そしてドルへ変換というシンプルな流れになります。

送金は理論上数秒単位で行われ、手数料も大幅に減らすことができます。

リップル実用化まで

リップルは、送金の手段として優秀であることが分かりました。

そのため、アメリカや日本を始めとする世界中の金融機関から注目を浴びています。

スムーズな国際送金のために、リップルの技術が応用できないか、あちこちで研究が行われていまう。

もともとリップルは、国際送金のデメリットを解消するために開発された仮想通貨です。

もし、今後金融機関が送金の手段としてリップルを活用すれば、目的が達成されます。

さらに、リップル社が掲げている理念に、世界中の大手企業が大きく共感しています。

現在、リップル社に出資している企業は、検索サービスで有名なGoogle Venturesや、金融企業、経営コンサルティング会社などがあります。

リップルの仕組み

リップルを知る上で、仕組みを理解することは大切です。

これから、借用証明書に似ているIOU取引や、取り引き上の信頼を担保する仕組みであるゲートウェイを解説していきます。

IOU取引について

リップルの決済システムは、リップルコインをそのままやり取りするのではありません。

IOU取引という仕組みを使います。

IOUは、借用証明書のことです。

「私はあなたに借りがあります。」という意味のI owe youという英文が省略されてIOUと呼ばれるようになりました。

IOUが利用者の間でやり取りされて、残高が更新されていきます。

従来の金融の仕組みに当てはめるなら、約束手形、借用書、が近いでしょう。

例えば、ハナコさんからタロウさんに2,000XRPを渡すとします。

リップルの決済システムでは、リップルの仮想通貨をタロウさんの口座に送金するのではありません。

「ハナコさんはタロウさんに、2,000XRPの借りがある」というIOUを送ります。

2,000XRPが貰える権利そのものを、タロウさんに渡すのです。

後日、タロウさんが別の友達に2,000XRPを渡すことになったとします。

その場合、タロウさんはハナコさんにもらった2,000XRPのIOUを友達に渡せば清算できます。

IOU取引の信頼の担保は?

IOU取引は便利な手段ですが、信頼の担保はどうなっているのでしょうか。

約束手形は支払いの期日を約束し、お互いの信頼によって成立します。

約束の成立後、約束手形の裏に支払う人の住所、氏名、代表者名を記入し、押印します。

これにより、法律上の効力が発生します。

約束手形を支払うためには、当座預金口座が必要です。

当座預金口座の開設は誰でもできるわけではなく、銀行の審査を受けなければなりません。

このハードルがあることで、約束手形に信頼性が増します。

もし、期日までに支払いをしない不渡りを半年間に2回以上出すと、銀行の取引停止処分を受け、破産になってしまいます。

このような厳しいペナルティも、信頼性の担保になります。

ゲートウェイとは

IOU取引の信頼を担保するのは、ゲートウェイです。

ゲートウェイは、利用者からリップルの預金を引き受け、リップルの決済システムの残高を書き換える銀行窓口の働きをします。

ゲートウェイは日本語訳すると、玄関口、出入り口です。

ゲートウェイの役割である企業は、IOUの発行権限を持っています。

そのため、IOUをコントロールすることができるのです。

また、もしゲートウェイの役割である企業が倒産してしまった場合、発行済みのIOUの価値はゼロになります。

そのような事態を防ぐため、ゲートウェイはリップル社の厳格な審査のもと、慎重に選ばれます。

リップル社から信頼を勝ち取るためには、金融機関並みに信頼できることが必要です。

リップルの歴史

現在世界で知られているリップルは、仮想通貨の中では歴史が長いです。

どのような歴史があるのか、見ていきましょう。

開発者について

リップルの決済システムを生み出したのは、カナダ在住のプログラマーのRyan Fuggerです。

Ryanは、インターネットが利用されている世界で、電子的な送金の方法はあまり進歩していないことに目を付けていました。

従来の方法を改革すべく、独自の決済システムを開発することを決心したのです。

国際送金は、コルレス銀行という中継する金融機関を複数経由します。

金融機関を経由するたびに、手数料と時間が発生してしまいます。

少額の送金であっても数日かかり、手数料もかかるので不便です。

インターネットは、情報を素早く世界中に届ける役割を果たしています。

しかし、送金システムは、まだ時代に追い付いていなかったのです。

そこで、Ryanはインターネット上の約束手形であるIOUの技術を応用することを思いつきました。

金融機関を頼らずにお金を送る方法を作り出そうとしたのです。

リップル決済システムは、国際送金の決済時間を大幅に削減し、手間を省くことを目的に開発が始まりました。

アルゴリズムの開発

2011年、ビットコインが開発され、一部で普及しつつありました。

この時、リップル決済システムの共同開発者のJed McCalebが、現在のPoC取引の元となるアルゴリズムを開発することに成功しました。

PoC取引は、ビットコインが抱えていた問題点を解決する新しい手法であるとして注目を浴びました。

Jed McCalebが開発した独自のアルゴリズムを導入したリップル決済システム。

しかし、その後Jed McCalebは運営から離れてしまいます。

バージョンアップ

2015年、リップル社からバージョンアップの発表がありました。

リップル社の開発者達が作り上げたインターレジャーというシステムを、リップル決済システムの分散型台帳に接続させるという構想の発表です。

インターレジャーとは、通貨間の台帳のようなものです。

円やドルなどの法定通貨や、ビットコインなどの仮想通貨を含まれ、違う台帳で管理されている通貨も直接の送金が可能となります。

例えば、日本からアメリカにインターレジャーを使って送金したとします。

すると、アメリカ口座にお金が届くころには、ドルに換金されているのです。

インターレジャーを使えば、ブリッジ通貨が不要になり、手数料がさらに削減されます。

このインターレジャーに、リップル決済システムも接続される予定です。

今後、法定通貨・仮想通貨間の流通も活発に行われるようになるでしょう。

リップルが急騰した理由

ニュースでリップルの急騰を見た人も多いでしょう。

なぜ、急に価格が上がったのか、これまでの変動も含めて見ていきましょう。

2017年の動き

2017年初頭まで、リップルの価格はほとんど横ばいでした。

その後、4月にSBIホールディングスがコンソーシアムを形成。

リップルのRCクラウドの採用を発表後から価格は4倍に上がりました。

さらに、5月にリップルのロックアップが発表されると価格は50倍以上に急騰。

投資家からも注目される存在となりました。

その後は大きなイベントもなく、価格が下がりました。

しかし、12月にリップル社が銀行送金にリップルコインを使用することを明言すると、価格が大幅に上昇しました。

年始には1円前後だった価格は、年末に300円近くになったのです。

2018年~2019年

2018年になってからも上昇は続き、最高400円を越えたこともありました。

しかし、ビットコインの暴落の影響もあり、2019年にかけて低迷が続いていました。

2020年11月

ここ数日、リップルの急騰は世間の注目を集めています。

過去1週間と比較しても、上昇率は130%を超えており、時価増額は1兆円以上も増加しました。

テザーの時価増額を抜き、2兆8000億円になっています。

11月25日現在で、暗号資産ランキング指標の7日間の値上がりランキングは2位です。

参考:https://cc.minkabu.jp/ranking/deviation/up/quoted/JPY/interval/7D

今のところ、上昇の理由に関するニュースは少ないです。

しかし、新規参入の投資家がすでに上昇しているビットコインやイーサリアムを避け、時価総額・知名度共に高いリップルの購入に至った背景があるのではないか、といわれています。

2017年12月にも同じような動きがありました。

リップル急騰の諸説

米リップル社の投資部門Xpringが出資する「Flare Networks」によるXRPホルダーへの「Sparkトークン」付与もスナップショットまで1ヶ月を切るなど、目先の材料がある点も一つの要因にあがる。

引用:https://coinpost.jp/?p=200835

一番rippleユーザーが期待しているのは、SWIFTに変わってrippleが使われることです。
今年Rippleは新たな送金システム「PayID」を発表しました。
もしこれがSWIFTを補完する形で使われたり、SWIFTに代わるシステムとなったら……rippleの価格が、常識を超えた変化をしてもおかしくありません。

引用:https://cubeglb.com/media/2020/11/24/ripple_boa/

リップル保持者には夢のある話ですね!

リップルは今後どうなる?

すでに2019年の最高値を上回っているリップルは、今後2018年9月の高値まで到達するのかどうかが注目されています。

リップルのチャートを長期的に分析すると、2017年の年末から高値を更新する値動きから、少しずつ上値を切り下げていました。

しかし、今回の急上昇で、長期的な相場から逸脱した値動きになりました。

直近のローソク足やテクニカル指標を見てもいまだに反落のサインは確認されていません。

そのため、リップルの値は今後しばらく上昇を続け、2017年の高値まで上がる期待があります。

しかし、急騰したあとの急落にも要注意です。

リップルについてツイッターの反応

Twitterのトレンドにも、リップル関連のキーワードが多く登場しています。

ここでは、その一部をご紹介します。

以前リップルを保有していることを明かしていた与沢翼さん。

最近のツイートでは、どの仮想通貨か明言されていませんが、リップルである可能性は…?

他にも、リップルの価格が上がった嬉しい声が多数上がっています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

現在世界中の投資家から注目されているリップルですが、今後も価格の上昇が続く可能性が見込まれます。

ビットコインを初め、仮想通貨の時代は始まったばかりです。数年以内に仮想通貨を取り巻く環境がさらに整っていくことを願います。

コメント